コーデックとは
映像や音声など符号圧縮化/復号伸長化を行う装置やソフトウェアなどの総称 語源は符号化(COder)/復号化(DECoder)及び、圧縮(COmpression)/伸長(DECompression)をまとめた略語 |
(コーデック4コマ劇場)
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コード化のイメージ ちょっとシュール(反省) |
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動画って色々工夫してる~! |
(圧縮例) |
それぞれコーデック変換実験 (^^)/ |
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各コーデック特徴を比較 なるほど・ザ・コーデック!! (*^^)v |
【動画ファイルの仕組み】
普段目にする動画と呼ばれるものは映像データ+音声データの2種類で組み合わされており、同時に再生することで正常な動画として見ることが出来ます
画像と音声データは動画型式である”コンテナ”という定義の箱に格納されていますが、コンテナには種類があり収納できる動画タイプとルールが異なります。例えば字幕や副音声・音響効果など複数のデータもコンテナに格納されていることがあります。 この種類を表すものを"拡張子"と呼び、コンテナ種類の識別や動画を再生するための基準になります
【データのコード化/デコード化】
動画の映像データは、連続した静止画をパラパラマンガのように連続再生するため、そのままの状態では膨大なデータ量となり取り扱うことが難しくなります。 そこでデータを1/10~1/100以下に圧縮し、更に画質の劣化も抑える必要があるため符号化(Code)を行います。一度符号化されたデータを解凍した時、復号化(DECode)を行うことで画質の劣化を軽減します。 この圧縮&符号化→解凍(伸長)&復号化の流れがコーデックです。コーデックを1つのカギに例えると"同じカギで特定のコンテナを施錠(圧縮)して、また同じコンテナを解錠(解凍)する"イメージとなります
なお圧縮技術は日を追うごとに新たな方法が開発されているため様々なコーデックが存在します
【可逆圧縮と非可逆圧縮】
動画をコーデックする際、可逆/非可逆圧縮の2つに大別されます
可逆圧縮とはファイル圧縮率は低いものの、デコード後も完全に映像品質を復元することが可能です。 反対に非可逆圧縮はファイル圧縮率は高いもののデコード後は元の動画に比べ映像品質が劣化しており完全に復元はできません。なお非可逆圧縮同士のデコードの場合では映像の劣化が著しくなります
【関連項目】エンコード(エンコーダー)とは
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