ガンマ補正とは
ディスプレイなど映像表示の際に自然の色に近くなるよう輝度や彩度を調整する機能 ガンマはギリシア語の"第3字"のことで画像処理分野においては中間調(グレー)の明るさを示す用語として使用 |
(ガンマ補正のおさらい)
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ガンマ補正のイメージ イラストが分かりやすい ( ˘ω˘ ) |
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ガンマ値チェック! 表の見方は"縞模様"と"枠"が同じ色になるところがモニターの現在設定アルヨ |
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市松模様がクッキリ見えるとガンマ値が1ではない (※大体1.8~2.2なのだ) |
【ガンマ補正の必要性】
ディスプレイ/プリンタ―/スキャナーなどデジタル画像を表示する際、それぞれに色情報の伝送を行いますが各機器には固有の発色特性(クセ)があり入力された色情報をそのまま表示することが出来ません。 この色表示で生じる誤差を"ガンマ特性"といい画像を自然の色に近くなるよう輝度(明るさ)や彩度(鮮やかさ)の誤差を修正する必要があります。この機能を"ガンマ補正"といいます
なお液晶ディスプレイのガンマ特性は中間調(グレー色)が暗くなる傾向にあるため、あらかじめ中間調を明るくした画像データ信号を入力を行い映像バランスをとる工夫が施されています
【明るさとガンマの関係】
デジタル入出力機器における明るさの関係を表した"ガンマ曲線"では、明るさの値を0~255で表しており255で明るさ100%となります。しかし理想の明るさを50%と仮定し値を半分の128に設定した場合、曲線グラフの特性上実際の明るさは半分以下になってしまいます。この理想の明るさ基準を"1"としたものをガンマ値といいます。なおガンマ値は通常自動調整ですが、手動でガンマ値を1以下に調整すると映像が暗くなり、また値を1以上にした場合は映像を明るく調整することができます
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