逆光補正機能
光源がカメラに向けられる場合、レンズ露出値が合わず被写体が暗くなる現象を軽減する映像補正機能のこと 対語:順光 |
(逆光補正を再現)
(補正なし) |
この置物を被写体にして撮影 元の映像がコチラ! |
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(詳細) |
BLC機能 元の映像より全体的に明るくなりましたが明るい部分は更に白トビ |
(詳細) |
HSBLC(ブラックマスキング) 一番明るい部分を黒く塗りつぶして光反射を抑制 |
(詳細) |
WDRは明暗映像を合成する技術 ダブルスキャンは高価なので調達できず今回はデジタルWDRカメラを使用 (-_-;) |
【逆光現象】
映像を撮影するカメラなどの装置のセンサーはヒトの目と同様、直接強い光源をみるとまぶしく感じます。カメラがレンズを通してセンサーへ取り入れる光の量が多い場合、カメラの露出は明るい方に合うため肝心の被写体は暗くなります。 これを逆光現象といい映像の明暗部の差が大きくなほど現象も大きくなります。なお逆光現象はストロボなどカメラ側から被写体に向け強い光を発光することで対策することが可能です
【逆光補正機能の種類】
ストロボ発光での逆光抑制では画像撮影など一瞬的な撮影シーンでは有効ですが、連続的な動画撮影などを行うカメラにとって難しい条件となります。そこでカメラのアイリス(絞り)やシャッタースピードを調整して最適な撮影を行います。 特に防犯カメラでは逆光の強い環境下でも撮影想定しており、逆光補正機能を標準搭載しています
(BLC:バックライト制御逆光補正)
映像内で指定した部分(エリア)の明るさを基準として映像全体の逆光を抑制します。しかし最も暗い部分をエリア基準とした場合、明るい部分は更に明るく(白トビ)してしまうため注意が必要です
(HSBLC:ハイライト抑制逆光補正)
映像内に強烈な光の反射により被写体の周囲が白トビする場合、指定した部分(エリア)を黒く塗りつぶすことで反射の影響を抑制します。別名:ブラックマスキング
(WDR:(ワイドダイナミックレンジ補正)
映り込む明るい画像/暗い画像を撮影した2枚の画像を合成し画面全体を見やすいレベルで表示する技術。なおWDRはダブルスキャン対応イメージセンサーを使用したものと、デジタル回路で処理する"デジタルWDR"の2種類あります
【関連項目】ダイナミックレンジとは
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