CVBSとは
映像信号を構成する同期/輝度/カラーを合成して1本のケーブルで使用できる複合伝送(重畳)信号のこと 英語:Composite Video,Blanking,and Sync(略:CVBS) |
(コンポジットを調べてみる)
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テレビ規格上まだ存在 赤/白/黄のアレですよ~ |
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カメラとオシロスコープを調達 応用すると厄介な信号異常まで診断できます |
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ピン細いので差し間違えたら地獄 最近見なくなったな~ (^_^;) |
【コンポジット映像信号】
カラーテレビジョン規格におけるかつての地上アナログ放送では、映像を構成する同期(タイミング)/輝度/色情報が1つの伝送信号に集約され、これを振幅変調して各家庭へ電波配信している仕組みです。複合伝送(コンポジット伝送)することから略してCVBSと呼びます
CVBS伝送回路は単純でカラーモニターに表示する際には各信号を分離して映像を再現する仕組みですが、一度重畳した信号を各成分を完全に分離することが難しく映像の色が重なる部分で"にじみ"がでる現象(ドット障害)や、信号の残留成分が起こす映像ノイズ(クロスカラー障害)の発生が抑えられず画質が低下してしまう特性があります
【セパレート映像端子】
CVBSの重畳伝送で起きるドット障害/クロスカラー障害を回避するため、輝度信号と色信号の2系統に分離し伝送対策をとった接続端子のことをセパレート端子(S端子)と呼びます。S端子は1本のケーブルに4~7本の複数ピンに分けて伝送するため1987年以降のS-VHS規格から多くの家電製品に採用されました
【アナログ伝送の終焉】
白黒テレビの時代から長い歴史を持つアナログ伝送方式は地上波デジタル化が普及するにつれ規格の限界からハイビジョン映像伝送に対応することが出きず徐々に市場から姿を消していきます。現在では防犯カメラの分野で一部残るのみです
【関連項目①】RCA端子(ケーブル)とは
【関連項目②】NTSCとは
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