IPアドレス
ネットワーク通信端末はデータの送り先を識別するため個体ごと必ずアドレスが存在します この関係は”手紙”を郵便局から個人へ配達する関係によく似ています |
(IPアドレス探検隊!)
(計算方法) |
ご質問あったので追加! v(^_^) |
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PCで確認(OS:Windowsの場合) コマンドプロンプトを起動して"ipconfig"と入力しENTERボタンを押すとアドレスが確認できます 1つの端末にIPv4とIPv6アドレスが存在 |
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スマートフォン 設定の"詳細情報"からIPアドレス確認~ |
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プリンター ほらっ、ココにも!ネットワーク通信機器は必ずIPアドレスが存在します |
【IPアドレスの仕組み】
IPアドレスの表記法には規則があります。 32ケタで構成されるアドレスを8ケタの4組づつ.(ドット)で区切りデジタルの基本的な数え方(1か0)という2進数表記へ変換すると表現することが出来ます
(例)11000000.10101000.00000001.00000001・・・とても覚えきれるものでなく入力や管理が困難です
そこでアドレスを一般的なモノの数え方に使う10進数表記に変換しケタ数を削減する表記方法が採用されています。なお.(ドット)の区切る条件はそのままで上記の例を変換してみると192.168.1.1という分かりやすい表記にすることができます
この表記方法はIPv4(IPバージョン4)と呼ばれ全部で約43億パターン生成することが可能です
【IPv4アドレス枯渇問題】
約43億パターン生成することが可能なIPv4ですが、現代社会はスマホ・パソコン・IoT家電など1人1台以上所有する時代。インターネット端末の爆発的な普及の背景を考えると意外に小さい数というのが現状です(※2011年2月に事実上枯渇) そこで以前から開発が進められてきたIPv6(IPバージョン6)の普及を開始してIPv4とともに共存しているのが現状です
【IPv6の特徴】
IPアドレスを2の128乗(=約340澗)まで使えるようにしたのが最大の特徴です。単位は(澗:カン)。340澗とは"340兆の1兆倍×1兆倍"いう途方もない天文学的な数です。 世界人口から考えた場合、1人当たり4京8,600兆×1兆倍を割り当て可能であり枯渇問題は当面ないと考えられ未指定のアドレスを各通信サービスへ割り当てすることも可能です。IPv6表記法は128ケタで構成されるアドレスを16ケタの8組づつ:(コロン)で区切り、数字:0~9と英文字:A~Fの16文字で表記する16進数へ変換し表現します
(アドレス表記例)4060:12DE:20AC:0:0:0:0CB0:802C
また上記のアドレスに数字0:ゼロが続く場合、:(コロン)は残して0は省略可能というルールがあります
(短縮表記例)4060:12DE:20AC::0CB0:802C
・・・逆に難しい仕組みです(-.-)
【関連項目①】コマンドプロンプトとは
【関連項目②】ネットワークカメラとは
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