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ハードディスクドライブ(HDD)

磁気記録媒体:ハードディスクの基本的なデザイン

磁性体円盤を高速回転させデータを読書きする記憶装置

英:Hard Disc Drive(略:HDD)

【磁気記録媒体の特徴】

高精度な内部ディスクを保護する筐体は高剛性/耐衝撃性の設計からハードディスク(以下:HDD)と呼ばれPCやデジタル記録装置など幅広く使用されてます。HDDは磁気ディスク(プラッタ)の搭載枚数を増やし大容量化が可能であるため光学ディスク/半導体メモリーよりも大きなデータを記録することが可能です。 なおHDDのサイズは3.5インチの標準ストレージタイプとノートPCや小型端末に使用する2.5インチタイプの2種類あります


【HDDの内部構造】

データ記録部のプラッタはガラス製円盤の表面に磁性体を塗布された形をしています。このプラッタをモーター(スピンドルモーター)で毎分約7,000以上回転させ磁気ヘッドを使ってデータを読書きする仕組みです。 なおヘッドとプラッタの表面層には潤滑被膜(ライナー)が形成されディスク停止時は互いに接触状態ですが、プラッタが回転を始めるとヘッドはプラッタ上を滑り回転上昇につれ空気流でヘッドに揚力が発生し僅かに浮いた状態になります


【ハードディスクの短所】

高速回転したプラッタとヘッドとの距離わずか10ナノメートル(髪の毛太さ:約100万の1程度)と高精度であり振動や衝撃が加わるとヘッドが接触してプラッタにデータ読み書き不可領域(不良セクタ)が発生します。 またアルミ製の筐体は熱膨張率が高く僅かな歪みでヘッドとプラッタ距離がずれ読み書きエラー(熱オフトラック)するため振動や温度変化の少ない涼しい環境で使用しなくてはいけません。なおHDDは電源投入から使用できるまで約5~10秒程必要であり高速起動が求められる機材には不向です


【ディスクは消耗品】

HDDは消耗する媒体であり長時間使用するとプラッタやモーターなど消耗しいづれ故障します。 ディスク製造元では指定条件下で使い続けた場合の故障平均間隔:MTBF(Mean Time Between Failure)を公表しており、ある程度寿命を予測可能ですが、これは参考平均値であり現状の消耗具合を確認するにはS.M.A.R.T診断ツールの使用を推奨します


【関連項目①】光学ディスクドライブ(ODD)とは

【関連項目②】ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)とは

【関連項目③】S.M.A.R.Tとは

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(超精密な記録媒体)

磁気記録媒体の基本的な構造(詳細)

信じられん精巧さ

(*‘ω‘ *)

HDDのカバーを開けてみる(検証)

禁断のカラ割り!

(^_^;)

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